警備業における核燃料輸送警備2級・1級のご紹介していきます。
【第3号警備業務】核燃料輸送警備2級
主な特徴
内容:核燃料物質等危険物の運搬に関する警備知識・技能(法令・運搬ルート・通信・装備・緊急対応など)を問う。
受験資格:基本的には「誰でも受検可能(満18歳以上など所定の警備員要件を満たせば)」という案内が多い。
合格基準:学科試験・実技試験とも「90点以上」という高い基準が例示されている。
合格率の目安:記事によれば「約65.1%」というデータあり(2級)
取得方法:
講習を受ける場合:警備員対象講習(例:2日間)/未経験者対象講習(例:6日間)
→ 修了考査 → 合格者には講習修了証 → 申請手続きで合格証明書交付。
メリット・配置義務
警備業務を行う際、「防護対象特定核燃料物質を運搬する車両」に対して、2級または1級の有資格者を配置する義務がある。
したがって、2級を持っているだけでもこの種別業務において “有資格者配置” の条件を満たすことができ、希少性・専門性が高いため、警備会社・輸送業者側からの需要が高い。
【第3号警備業務】核燃料輸送警備1級
主な特徴
受験資格:2級合格証明書を持っており、その種別(核燃料物質等危険物運搬警備)に 1年以上の実務経験 を有すること。
内容:2級の内容よりさらに高度な知識・技能を問われる。例えば「核燃料の構造・放射線測定機器・複雑な運搬計画」「テロ・化学兵器・細菌兵器に関連する対応」などという記述もあります。
合格率の目安:1級のデータとして「約77.4%」という累計数値が一部に見られます。
配置義務:1級保持者を運搬車両(または伴走車等)に配置せねばならないと規定されているケース。
メリット・活用
より高いレベルの運搬警備を行う現場(核燃料・高度危険物)でのリーダー・責任者としてのポジションにつきやすくなる。
警備計画書の作成・部下教育・装備選定・緊急体制構築など、マネジメント・統括の役割を担える。
非常に専門性の高い分野ゆえに、一般の警備業務よりも給与・手当・転職市場での希少価値が高くなる傾向。
受検までの流れ(2級 → 1級)
1.まず2級を受検・合格する(または講習+修了考査で取得)。
2.警備員として対象種別(核燃料物質等危険物運搬)に従事し、実務経験を積む。
3.1級の受験資格を満たした後、講習または直接試験に申し込む。
4.学科・実技の試験に合格する。
5.所定の申請を行い、合格証明書を取得。
6.現場で1級有資格者として配置されるケースで活用。
注意点・補足
試験内容・合格基準・講習日数・費用などは 都道府県や年度によって異なるため、実際の募集要項で確認が必須。
「講習方式」と「直接検定方式」があり、講習方式は費用がやや高いが準備しやすいというメリットがあります。
この種別は非常に専門性が高く、一般の警備業務(例えば施設警備・交通誘導)とは運搬対象・リスクの大きさが大きく異なります。
配置義務があるため、資格を持っていることで警備会社・輸送会社において“必須人材”になる可能性があります。
合格証明書交付までの流れ

特別講習や直接検定を修了したのち、合格証明書の交付申請を行う必要があります。
以下のどちらかで申請を行います。

1.申請者の住所地を管轄する警察署(生活安全課防犯係)

2.所属する警備会社の営業所の住所地を管轄する警察署(生活安全課防犯係)

また、必要書類も複数あるので併せて確認してみて下さい。

1. 合格証明書交付申請書(別記様式第7号)
2. 講習会修了証明書又は成績証明書(交付日より1年を経過していない原本)
  ※講習会修了証明書(特別講習)は特別講習事業センターが交付、成績証明書(直接検定)は都道府県公安委員会が交付
3. 履歴書(様式の定めはないが写真(※1)が貼れるのもの)
4. 住民票の写し(個人番号(マイナンバー)が記載されていないもの。本籍地(外国人の場合は国籍等)を記載のもの)コピー不可
5. 身分証明書(本籍地の区市町村の長が証明する書類)
  ※これは運転免許証などの身分証明書ではなく、自分の本籍地である役所で交付申請を行う必要があります。
6. 診断書(検定用)※既定の様式あり
7. 診断書 ※既定の様式あり
8. 誓約書(検定用)※既定の様式あり
9. 営業所所属証明書(検定用)
  ※申請先がBの場合に必要です。
10.写真(※1)合格証明書用
  申請日前6ヵ月以内に撮影した無帽、正面、上三分身、
  無背景の縦3.0㎝、横2.4㎝のもので、裏面に氏名及び撮影年月日を記入。
  イの履歴書にも使いますので2枚必要です。
11.事務手数料:10,000円

※全ての必要書類は交付申請日前3ヵ月以内に発行又は作成された物ではなくてはなりません。
上記の必要書類が揃ったら、警察署に行き交付申請の手続きを行ってください。

申請から交付まではおよそ1か月くらいかかります。
交付されると警察署から連絡が来ますので、合格証明書を取りに行ってください。
※郵送などでは受け取れません。