現金輸送車や貴重品車に乗務する業務。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 資格種別 | 国家資格(都道府県公安委員会認定) |
| 受験資格 | おおむね半年以上の警備業務従事経験が必要(講習によっては不要) |
| 合格基準 | 学科・実技ともに70点以上(講習機関によっては90点以上) |
| 講習実施機関 | 各都道府県の「警備業協会」または公安委員会指定機関 |
| 有効期限 | 無期限(ただし警備員指導教育責任者として使う場合は更新講習あり) |
この方法が一般的で、合格率も高いとされています。講習と修了考査(試験)がセットになっています。
実施機関: 一般社団法人 警備員特別講習事業センター、または各都道府県警備業協会。
対象者: 現在警備員として働いている方、またはこれから警備員になろうとする一般の方。
講習(学科と実技)を受講。
講習の最終日に行われる修了考査に合格する。
合格後、公安委員会に合格証明書を申請する。
メリット: 講習で試験範囲を体系的に学べるため、合格しやすい傾向にあります。
貴重品運搬警備業務2級の合格率はおよそ70~77.5%になります。
各都道府県の公安委員会(警察)が実施する検定を直接受験する方法です。
実施機関: 各都道府県警察本部(公安委員会)。
対象者: 誰でも受験可能ですが、実務経験がなくても2級から受験できます(1級は2級取得後1年以上の実務経験が必要)。
学科試験と実技試験を受験。
合格後、公安委員会に合格証明書を申請する。
メリット: 自分のタイミングで受験でき、講習費用がかからない(受験手数料は必要)。
デメリット: 合格率は20~40%程度と、特別講習に比べて難易度が高い傾向があります。独学での対策が必要となります。
どちらを選ぶべきか?
現在警備会社に所属している方: 会社の支援制度があれば、通常は特別講習ルートで取得するのが最もスムーズでおすすめです。
未経験・一般の方: 費用やスケジュールに合わせて、特別講習(一般対象)か、直接検定(独学)かを選ぶことができます。
詳細な日程や費用、申し込み方法については、お住まいの都道府県の警備業協会や警察のウェブサイトで最新の情報を確認してください。
費用は実施機関や地域によって異なりますが、一般的な目安は以下の通りです。
講習料金: 約1万円〜8万円程度。
一般社団法人 東京都警備業協会:33,000円
一般社団法人 警備員特別講習事業センター:33,000円など
都道府県警備業協会: 各都道府県の協会が実施する場合、費用は数万円程度で設定されていることが多いですが、正確な金額は各協会の公式サイトで確認が必要です。
特徴: 講習費用に教材費や修了考査の費用が含まれていることがほとんどです。会社を通じて申し込む場合は、会社が費用を負担してくれるケースもあります。
また、本講習以外にも事前講習を行っているところもあり、事前講習も併せて受講する場合はその分受講料金が高くなります。
特別講習に比べて費用は安価ですが、独学での準備が必要となります。
受験手数料: 約16,000円(東京都の場合)。
地域によって若干の差はありますが、1万円台後半が目安となります。
特徴: 事前の講習がないため、参考書代などの独学費用は別途発生します。
特別講習や直接検定を修了したのち、合格証明書の交付申請を行う必要があります。
以下のどちらかで申請を行います。
2.所属する警備会社の営業所の住所地を管轄する警察署(生活安全課防犯係)
1. 合格証明書交付申請書(別記様式第7号)
2. 講習会修了証明書又は成績証明書(交付日より1年を経過していない原本)
※講習会修了証明書(特別講習)は特別講習事業センターが交付、成績証明書(直接検定)は都道府県公安委員会が交付
3. 履歴書(様式の定めはないが写真(※1)が貼れるのもの)
4. 住民票の写し(個人番号(マイナンバー)が記載されていないもの。本籍地(外国人の場合は国籍等)を記載のもの)コピー不可
5. 身分証明書(本籍地の区市町村の長が証明する書類)
※これは運転免許証などの身分証明書ではなく、自分の本籍地である役所で交付申請を行う必要があります。
6. 診断書(検定用)※既定の様式あり
7. 診断書 ※既定の様式あり
8. 誓約書(検定用)※既定の様式あり
9. 営業所所属証明書(検定用)
※申請先がBの場合に必要です。
10.写真(※1)合格証明書用
申請日前6ヵ月以内に撮影した無帽、正面、上三分身、
無背景の縦3.0㎝、横2.4㎝のもので、裏面に氏名及び撮影年月日を記入。
イの履歴書にも使いますので2枚必要です。
11.事務手数料:10,000円
申請から交付まではおよそ1か月くらいかかります。
交付されると警察署から連絡が来ますので、合格証明書を取りに行ってください。
※郵送などでは受け取れません。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 資格名 | 貴重品運搬警備業務1級検定 |
| 法的根拠 | 警備業法 第23条(検定制度) |
| 実施機関 | 各都道府県公安委員会(警備業協会等の指定機関が運営) |
| 試験区分 | 学科試験・実技試験 |
| 目的 | 貴重品運搬業務における高度な安全管理・緊急時対応能力の証明(現場の責任者・教育者レベル) |
| 区分 | 条件 |
|---|---|
| 2級未取得者 | 貴重品運搬警備業務の実務経験が5年以上 |
| 2級取得者 | 貴重品運搬警備業務2級取得後、1年以上の実務経験 |
| 年齢 | 満18歳以上(警備員として勤務可能な者) |
| その他 | 暴力団関係や禁錮刑などの欠格事由に該当しないこと |
| 分野 | 主な出題内容 |
|---|---|
| 警備業法 | 警備員の権限・義務・禁止事項、検定制度、教育義務など |
| 貴重品運搬の基礎知識 | 輸送経路設定、車両管理、情報管理、積荷管理など |
| 危険予測・対応 | 襲撃・強盗・交通事故・火災などのリスク分析と初動対応 |
| 運搬計画の作成 | 経路選定、時間管理、隊員配置、緊急避難ルートの設定 |
| 通信・報告 | 無線の手順、上司・警察への連絡体制、報告様式 |
| 緊急時対応 | 事故・襲撃発生時の即時通報・対応・証拠保全 |
| 指導・教育 | 隊員訓練計画や安全教育の方法 |
| 分野 | 評価ポイント |
|---|---|
| 隊長としての指揮 | 出発前点呼、装備確認、明確な指示出し |
| 積込・積卸作業 | 役割分担、周囲警戒、施錠確認、搬入ルートの安全確保 |
| 襲撃対応 | 不審者出現時の回避行動、通報、救助判断 |
| 通信連絡訓練 | 無線での正確な報告・指示伝達 |
| 安全確保行動 | 周囲確認・死角警戒・距離保持などの判断力 |
| 指導・教育能力 | 後輩への指導の仕方・態度 |
| 報告書作成 | 事故・異常時の初動報告文書の作成力 |
| 項目 | 目安 |
|---|---|
| 受講期間 | 約3〜5日間(講習+試験を含む) |
| 費用 | 約50,000〜80,000円(講習料+試験料の合計、機関や地域で変動) |
| 実施団体 | 各都道府県警備業協会、警備人材育成センター 等 |
| 区分 | 目安の合格率 |
|---|---|
| 1級(全国平均) | 約40〜60%前後(実施回・地域により変動) |
| 2級(参考) | 約70〜80%前後 |
| 備考 | 講習方式(登録講習機関)の修了考査は直接検定より合格率が高くなる傾向あり |
| メリット | 説明 |
|---|---|
| 現場責任者として配置可能 | 貴重品輸送現場の隊長や責任者として配置されやすい |
| 資格手当 | 企業により月額5,000〜20,000円程度の手当が付く場合がある |
| 信頼性の向上 | 銀行等の顧客からの信頼が高まり、契約獲得に有利 |
| 社内昇進・教育担当 | 教育責任者や訓練指導員に抜擢されやすい |
| 入札・営業上の強み | 公共案件・大手取引で有資格者の配置が評価されることがある |
| ステップ | 内容 |
|---|---|
| ① | 受験資格の確認(実務年数や2級保有の有無) |
| ② | 講習(必要に応じて)/申し込み(都道府県警備業協会等) |
| ③ | 学科・実技の講習を受講 |
| ④ | 公安委員会実施の検定を受験(学科+実技) |
| ⑤ | 合格後、合格証明書を受領し登録 |
| ⑥ | 現場責任者・隊長として配置可能に |
| ポイント | 具体的対策 |
|---|---|
| 実務訓練 | 模擬輸送現場での一連の流れ(点検→積込→運搬→対応)を繰り返す |
| 緊急時対応の暗記 | 襲撃・事故・通信断などの初動フローを確実に覚える |
| 報告・連絡・相談(ホウレンソウ) | 無線での定型報告や上司への通報手順を訓練する |
| 指導力の示し方 | 隊員指導時の声掛け・指示の出し方・態度を練習する |
| 礼節と態度 | 責任者に相応しい言葉遣い・姿勢・制服着装を徹底する |
| 資格名 | 対象業務 | 主な役割 |
|---|---|---|
| 貴重品運搬警備業務2級 | 現金・有価証券などの輸送補助 | 実務者(隊員)、1級の補助を行う |
| 貴重品運搬警備業務1級 | 貴重品運搬の現場責任者・教育者 | 隊長・責任者、運搬計画の作成と指揮 |
| 交通誘導警備業務1級/2級 | 道路・工事現場での車両・歩行者誘導 | 車両誘導、現場安全確保(別分野) |
| 雑踏警備業務1級/2級 | イベントや群衆整理 | 群衆管理・事故防止(別分野) |
| 施設警備業務1級/2級 | 建物内の防犯・防災・出入管理 | 施設警備、巡回、監視業務(別分野) |